歯科衛生士の再就職について【オススメの求人サイト】

みなさん、こんにちは!

歯科技工士の『KEI 』と申します。

今回は、歯科衛生士の再就職についてのお話です。

歯科衛生士の離職率

歯科技工士ほどではないですが、歯科衛生士の離職率も高いのをご存じでしょうか?

令和5年時点の歯科衛生士名簿登録者数は「289,549人」に対して、就業歯科衛生士の人数は令和2年時点で「142,760人」しかいませんでした。

 

国家資格を持ちながらも、なんと「2人に1人以上」が”未就業者”なのです。

 

ちなみに歯科技工士の方はというと、歯科技工士免許登録者数は「118,271人」いるのに対して、就業者は「34,640人」しかいません。

就業率は29.3%で「3人に2人以上」が“未就業者”です。

『歯科技工業界がいかに“ブラック”なのかがよくわかりますね...。』

さて、話を戻して歯科衛生士の離職率がこれほど高いのはなぜでしょうか?

その理由を少し深掘りしてみましょう。

歯科衛生士の離職率が高い理由

歯科衛生士の離職率が高い1番の理由は、「出産や育児」によるものです。歯科衛生士の多くは女性の方なので、子育てや結婚を機に離職してしまう事が多いようです。

再就職しないのではなく、出来ない!?

歯科衛生士の方たちは、一度「出産や育児」のために現場から離れていても、実は「条件が合えば再就職を考えてる人」がほとんどで、調査の結果全体の「47.6%」と意外と多いことがわかっています。

では、みなさんが再就職を考えているにも関わらず、これだけ離職率が高い理由はなんでしょうか?

『その理由は、「勤務時間」です。』

子育て中のママさんはもちろんですが、今の時代は“ワークライフバランス“が注目されていることもあり、それぞれの生活にあった働き方を求める方がとても増えているのも事実です。

「フレックスタイムのある職場」や、「午前中だけ働きたい」など、要望は人それぞれです。

そういったリアルな声を聞き入れることこそが1番重要であり、“歯科業界全体が取りくむべき大きな問題”だと私は思います。

そこで最後に、少しでも“再就職のキッカケ”になるように、歯科衛生士さん向けに、歯科衛生士専門の求人サイトを紹介して終わりたいと思います。

歯科衛生士向けの求人サイト

ジョブメドレー

ジョブメドレーは日本最大級の医療介護求人サイトです。私のような歯科技工士の求人もあり、歯科業界ではとてもメジャーな求人サイトです。

 

ファーストナビ

ファーストナビも日本最大級の医療介護求人サイトで、プロの転職エージェントがみなさんにあった求人を探してくれます。求人数の多さもウリの1つです。

   

まずは行動してみては?

もしかしたら思いもよらぬ好条件な職場と出会える可能性もあるので、働くかどうかは後にして、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

私自身もなんとか「歯科技工士」として這いつくばりながらも患者さんの笑顔の為に歯を作り続けています。

同じ歯科業界を支える立場として、これからも歯科衛生士の活躍を陰ながら応援出来ればと思います。

それでは、「歯ッピーライフ」をお過ごしください^^