前回、「歯科衛生士」の離職率についての記事を書いたが、今回は「歯科助手」の離職率について書こうと思う。
▽前回の記事
歯科助手の離職率
私が以前勤めていた歯科医院では、とにかく「歯科助手」の離職率が異様に高かったのを覚えている。「歯科衛生士」と「歯科技工士」も離職率が高いことは前回の記事でも触れたが、「歯科助手」は更にそれ以上に感じる。
私が患者として通う歯医者でも、「歯科助手」がしょっちゅう入れ替わっている印象だ。やはり、「歯科助手」の離職率はハンパない。
なぜ歯科助手の離職率は高いのか?
- おつぼねさまのせい
- 歯科医師のせい
おつぼねさまのせい
“おつぼねさま”とは?
気に入らない相手(特に女性)に対して厳しい物言いをしたり、周囲や状況を仕切りたがったりするお節介な一面なども持ち合わせているベテラン女性を指します
ちなみに、おつぼねさまの離職率は0%だと思われる(笑)
前の職場でも、私が通っている歯医者でも、辞めないでずっと居座ってる方がいる。まさにそれが“おつぼねさま”だ。
若い女性が比較的多い「歯科助手」は、そんなおつぼねさまの格好の餌食となってしまう。そうなってしまえば、仕事が長く続かないのも納得できる。
女性の世界は恐ろしい...。
歯科医師のせい
「歯科医師」は「歯科助手」に対して、“おつぼねさま”とは違った圧力がある。
我ら「歯科技工士」の事を“奴隷”としか思っていない「歯科医師」は多いが、「歯科助手」に対しては“奴隷”という感じよりも、女性が多い事もあり“パワハラ”や“セクハラ”などの被害がある。(もちろんそんなことをしない素晴らしい先生方もたくさんいるのも事実)
ただ、わたしの経験からすると、「歯科医師」は”変わり者“や”女性蔑視“をする医師が多い印象が強い。
『そりゃ続かんわ...。』
ぶっちゃけ辞めればいいと思う
「石の上にも3年」ということわざがある。たしかに言いたいことはわからんではないが、上記のような環境であれば迷わず辞めればいいと思う。
他人を変えることなんて出来ないんだし、そんなところで自分を消費して心が病んでしまっては元も子もない。なので、無理しないでさっさと辞めてしまえばいい。
人や環境が悪い場所には、結局悪い人間しか残らない。
大抵の”ブラックな職場“には、今の環境を変えようとせず、むしろ変えようとする前向きな“人財”をうとましくすら思うタイプの人間がいる。
そんなところに我慢してずっといると、いつの間にか自分を見失い、壊れてしまう可能性がある。
なので、”前向き“に辞めよう!
私も転職は多い方だが、辞めて後悔したことは1度もない。戻ろうと思ったことも1度もない。
失礼しました。最後は個人的な愚痴になってしまったが、歯科業界が良くなってくれればと心から願っている。
「歯科助手」のみなさんにも歯ッピーライフが訪れるよう願っている。