歯科技工士の奴隷体験告白!人間らしい生活の壁

どうも、歯科技工士の『KEI』です。

昔は歯科医師の奴隷として働いていましたが、最近では転職のお陰でまともな“人間らしい生活”を手に入れた中年技工士です。

しかし、ようやく手に入れた人間らしいの生活も、またしても歯科医師のせいで脅かされる事態に...。(今回の記事は、ただの愚痴です)

歯科技工士は一生奴隷のままなのか?



転職先では、給料や労働時間がかなり改善されたので「人間らしい生活」と表現していたが、やはり「歯科医師」と「歯科技工士」の関係性が完璧に改善された訳ではなかった。

今の職場でも相変わらず“残業必須”の納期を押し付けてくる歯科医師もいるし、“無理難題な症例”を無理やりにでも作らせてくる歯科医師もいる...。(頭おかしいんか?)

お客様は神様?

どの職場にも「お客様」がいますが、我々にとってみれば「お客様」はもちろん患者様です。

ただし、その患者様に届けるまでには歯科医院を通さなければなりません。なのである意味歯科医師も我々にとってはお客様なわけです。

「お客様は神様」とよく言われるが、我々技工士にはとっては歯科医師なんて「貧乏神」にしか見えん!

たまに「キングボンビー」もいるから本当に困ったものだ...。(中には素晴らしい先生方もいるのも事実)

ある日の出来事

夕方にオーダーが入ってきました。納期は通常ですと【3日】頂いております。

しかし、歯科医師はこう言いました。

「明日納品してくれ」

『はい?』

『夕方にオーダーしてきて明日納品してくれだと?』

『頭がバグっているのか?』

『今から作ってたらどう頑張ったって定時には帰れないじゃないか...ちくしょ~!!』

そんな事が技工士の世界ではきっとどこの職場でもあるわけで、とりあえずこのブログで毒を吐いて成仏させないと仕事なんてやってられませんわ...。

それでも世の中には私なんかより全然大変な思いをしている技工士がほとんどだと思います。

 

『頑張ろう技工士!歯科技工士に幸あれ!!』

 

【インビザライン】高品質なマウスピース矯正の選択肢

 

  • 矯正を考えているけど、何にすればいいか分からない
  • 最近出てきたマウスピースの矯正ってどうなの?

そんな悩みをお持ちの方に、現役の「歯科技工士」である私が、矯正について少しだけ解説してみようと思います。

▽詳しい自己紹介はコチラから▽

kekechama.hatenablog.com

矯正の種類

矯正の種類と言えば大きく分けて2つあります。

◇矯正の種類◇
  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正

従来のワイヤー矯正は、やはり見た目が悪い事が1番のネックです。

トイストーリー1」に出てきたドクロのTシャツを着た悪役の男の子も、「ファインディング・ニモ」に登場した意地悪な歯科医の娘も、どちらもワイヤー矯正をしていたこともあり、ワイヤー矯正のイメージがとても悪いと感じているのは私だけでしょうか?

とにかくそんな見た目の悪いデメリットを大きく改善したのが“マウスピース矯正”と言えるでしょう。

そこで、そんなマウスピース矯正の中でオススメなメーカーを、元々は歯科医師の奴隷であった歯科技工士の私が紹介したいと思います。

まず最初に結論から言えば、インビザラインジャパン株式会社が販売しているインビザラインというマウスピース矯正がおすすめです。

インビザラインってなに?

 

 

インビザラインは「マウスピース型矯正装置」のパイオニアです。

これまでに世界で“1500万人”を超える患者様がインビザラインによる治療を受けられています。(2023年3月時点)

マウスピース矯正では世界トップシェア”であることが信頼の証と言えるでしょう。

 

インプラントの世界トップシェアは「ストローマン」ですが、マウスピース矯正の世界トップシェアはこの「インビザライン」なのです。

 

kekechama.hatenablog.com

 

ちなみに【インビザライン·ジャパン株式会社】は外資系なので、もともと歯科医師の奴隷だった私からすると憧れの就職先でもありました。かなり前の話ですが、歯科技工士の求人がでていたのでかなり興味津々だったのですが、仕事内容でアメリカとのやり取りがある事や、職場が東京な事もあり、“英会話レベル0”で“田舎暮らし”の私にはハードルが高すぎたため断念した過去があります...。

インビザラインが出来ない場合も

インビザラインは全ての症例に対応可能なわけではなく、残念ながらインビザラインが使えない症例もあります。

インビザラインが出来ない症例は下記です。

埋伏歯(まいふくし)とは、あごの骨の中に歯が埋まってしまっている状態の事です。実は我が家の息子も矯正をしているのですが、この埋伏歯があるせいでインビザラインが使えず、昔ながらのワイヤー矯正にせざるおえませんでした...。(彼も見た目を気にして始めのうちは人前で笑うのを避けていました...涙。)

とりあえず、手術をして埋伏歯にワイヤーを取り付けなんとか埋伏歯を引っ張り出すことが出来たので良かったとは思いますが...。

話は逸れてしまいましたが、このように「インビザライン」が出来ない場合もあります。

歯並びや口腔内の状態は、人の数だけあり、同じケースは1つとしてありません。まずは疑問点や不安を解消するためにも、“無料カウンセリング”を受けてみることをオススメします。

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インビザラインのメリットは?

◆メリット◆
  • 目立たない
  • 外すことが出来るので食事や歯磨きの際にストレスを感じない
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 痛みや違和感が少ない

コンピュータシミュレーションに基づき歯を動かすルートが効率化されているため、失敗が少ないのが特徴です。従来のワイヤー矯正では歯科医師の“勘”と“経験”による部分が大きく、歯科医師によって当たり外れがありますが、コンピュータシミュレーションなら当たり外れがなく、間違いが少ないので安心です。(全ての歯科医師が優れていると思ったら大間違いだぞー!!)

もちろんインビザラインでも、経験不足によって治療方針や計画が上手くいかず失敗するケースもあります。

なので重要なことは、「治療実績の多い歯科医院を選ぶ」ということが失敗を防ぐ最善の方法といえます。

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インビザラインのデメリットは?

■デメリット■
  • 値段が高い
  • 使用できないケースがある

 

インビザラインの全体矯正では「80万~100万円」ほどの費用がかかり、ワイヤー矯正では「70万~90万円」ほどの費用がかかります。 ただし、どちらも歯並びや噛み合わせの状態によって変動します。

ワイヤー矯正に比べるとインビザラインの方が高額にはなりまが、比較するとそこまで大きな差はなかったりもします。

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最後に

歯列矯正の革新でもあるマウスピース矯正の「インビザライン」は、値段だけを見ればマウスピースを使った矯正治療の中でも“高い”と言えます。

現在マウスピース矯正はさまざまなメーカーが参入しており、SNS の広告などで“安い”が売りのマウスピース矯正も多数あります。ただ、そのような広告には裏があり、「前歯だけの矯正」だったり、「難しい症例には対応しない」などの理由があるのです。

実績が少ない歯科医院の場合は、上手く矯正計画が立てられず 、思うような成果が出ないで満足いく結果にならないケースもあります...。

なので、矯正治療に迷うなら世界トップシェアの信頼と実績のある「インビザライン」を多数扱っている歯科医院を選択する事こそが、失敗を避ける最善の策だと私は考えます。

 

 

 

 

 

 

 

インプラントってやめた方がいいの?歯科技工士である私の意見

インプラントはやめた方がいいの?

インプラント治療は、従来の「ブリッジ」や「入れ歯」に比べてメリットが多く、たくさんの人に選ばれている治療法です。

しかし、一方で「インプラントはやめた方がいい」という噂もよく聞きます。

今回は、歯科技工士である私が、この「インプラントはやめた方がいい」について言及します。

◇自己紹介◇
歯科技工歴20年の『KEI 』です。歯科医師の奴隷として長年働き続け、転職を繰り返し、最近ようやく奴隷から人間の暮らしに戻れた数少ない幸運な技工士です

歯科技工士の私の見解

インプラントはやめた方がいい」に関しての私の見解は、『そんな事はない』です。まぁ、なんにでも文句や誹謗中傷はあるわけで、どちらかというとそういったネガティブな方が大きく取り上げられやすいからそんな噂があるのかなぁって思います。

とはいえ、インプラント治療で問題になることや十分な効果が得られなくて不満に思う患者さんがいるのも事実です。

なので、「インプラント治療が悪い」わけではなく“病院選び”が1番大事だということです。

保証もないような安いインプラントを使用していたり、実績もなく勉強不足で金儲けのためだけにやっている歯科医院も世の中にはあるので、注意してください(歯科医師の免許を持ってるからといって、全員が尊敬されるような優れた先生ではないです...)。

インプラント以外は何がいけない?



では、インプラントって具体的に何がいいのかというと、「ブリッジ」「入れ歯」両方のデメリットを改善してくれている事です。

まず、「ブリッジ」のデメリットは、健全な歯を削らなければいけないということです。実は、歯を削ってしまうと歯の寿命を縮めてしまいます。治療後の歯はさらに虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

せっかく健全な歯が残っているなら、そのまま残してあげた方が絶対にいいです。

続いて、「入れ歯」のデメリットは、まずは見た目が悪い事です。一本一本オーダーメイドで作るインプラントと違い、既製品の人工歯をただ並べて作るだけの入れ歯では見た目が全然違います。

それと、入れ歯の場合は天然の歯に比べ噛む力が“3割程度”になってしまいます。さらに味も感じにくく食事が楽しくなくなってしまったという声も聞きます。

美味しいものをストレスなく美味しく食べられるって生きてく上でかなり重要な事だと私は思います。

インプラントの良さ

インプラントとは、上記のデメリットを全て改善した優れものなのです。

インプラントのメリット◇
  • 歯を削らなくていい
  • 見た目が天然の歯に近い
  • 噛む力が天然の歯と同じ

 

以上の理由から、私はインプラント治療をオススメします。

ただし、「外科手術はイヤだ」「治療料金が高すぎる」などの“大きな壁”があることも事実。

実際に、私もそんな財布にゆとりがあるわけではなく、『インプラントなんて天竜人にだけ許された高額な治療やんけぇ』と思っていますが...。(奥様が許してくれるわけがないしなぁ...)

なので、お金に余裕がある方はぜひ、いい歯科医院でのインプラント治療をオススメしたいと思います。

 

 

「歯生え薬」について/ブラックな噂

歯生え薬とは?

世界初の「歯生え薬」の実用化に向けた研究が、日本のチームによって進められているってご存知でしょうか?

先天的に永久歯の数が少ない人に対し、薬を投与して歯を生やすことを目指した治験を2024年7月から始め、30年の実用化を目標としているようです。動物実験の段階だが、この薬を使って乳歯、永久歯に次ぐ「第3の歯」を生やすことにも成功している模様。「歯生え薬」は、歯の再生という新たな歯科治療を切り開く事が出来るのでしょうか...。

そんな、「第3の歯」を生やすという夢を追い続けている歯科医師がいる一方で、それを阻止しようとしている人たちもいるのです。

歯生え薬を反対する人たちって?

「歯生え薬」が普及してしまうと困る人って誰でしょうか?

そうです!歯科医師本人なのです!

不思議なものですね...

患者さんのために「歯生え薬」を作り出そうと努力している歯科医師がいる一方で、自分達の利益が減ってしまう恐れがあるために「歯生え薬」を普及させたくない歯科医師達がいるという...。

歯科業界のブラックな噂

歯科医師は一般的にみて高給取りの部類に入ります。

更に、全国のコンビニの件数よりも、歯科医院の方が“1万件以上”も多いというのをご存知でしょうか?

日本はもちろんの事、世界的にみても、歯医者による経済効果は凄まじいモノがあります。そうなってくると経済にも大きく関わってくることから、政治にも影響力が出てきていると言われています。(いわゆる癒着ってやつですね)

保険診療もまさにそうです。歯科医師が儲かるようにうまく出来てるんですよ...。

(ちなみに歯科技工士には、その恩恵が1ミリもありません....。)

なので、下記のような状態になります。

 

◆ブラックなうわさ◆

「歯生え薬」が普及する

     ↓

歯科医師が儲からなくなる

     ↓

日本の経済が衰退する

     ↓

歯科医師と政治家が「歯生え薬」の普及を阻止する

歯科技工士もピンチ

では、わたくしのような歯科技工士には、「歯生え薬」の普及によってどのような影響があるのでしょうか?

それは、歯科医師と同様に仕事がなくなる可能性があるので、決して明るい未来ではないのかもしれません。

しかし、そんな事は関係ないくらい、「低賃金」.「長時間労働」を強いられている技工士からしてみると、仕事が減ってラクになる部分もあるかもしれませんね。

個人的には、「第3の歯」が生えて来てくれるなんて、夢のような話で最高でしかありません。

やはり天然歯(自分の歯)に勝るものはありません。いくら技工士の腕が良くて、見た目も完璧でキレイな歯だったとしても削られてしまった歯や、神経を抜かれた歯などは、健康な歯に比べて劣化が早くメンテナスも大変になってきますからね。

まとめ

「歯生え薬」に関しては、ぜひとも実用化を目指して頑張っていただきたいです。

診療費がいくらかかるかはまだわかりませんが、インプラントのように1本で50万円もするような高額な治療ではなく、もう少しリーズナブルに出来る事を願っております。

今回の記事は、証拠があるわけではなく、歯科業界で噂されているレベルの話なので、信じるか信じないかはあなた次第です^^

 

実際に過去にあった歯科技工士の世界のパワハラ

歯科技工士のパワハラの話

以前勤めていた歯科技工所で起きた「パワハラ」を紹介します。

◇自己紹介◇
私は以前まで歯科医師の奴隷として働いていた歯科技工士の『KEI 』と申します。

 

職場の技工部長は関西の方で、イメージでいうと、お笑い芸人の「千鳥のだいご」のようなしゃべり方をする人でした。ふつーに話していても少しキツい言い方に聞こえてしまう程の強めのなまりで、そんな人に怒られた時はふつーにビビります...。(中身は意外にやさしい)

完全に昭和を生きてきたような方で、パワハラなんて事を気にしたことがないような自由に生きてるような方でした。(何度も言うが中身は意外にやさしい)

新入社員

ある年の事、そんなパワハラ技工部長の元に、若い新入社員が入社してきました。

挨拶が小さい

1日目の朝、新入社員が「おはようございます」と言って部屋に入ると、「挨拶が小さい!」と技工部長の先制パンチが炸裂しました...。

技工部長は体育会系なので、こういった挨拶には厳しいです。そんな技工部長の放った一言は、その場を一瞬にして凍りつかせてしまいました。

この始めの一言で、すでに新入社員の心は折れてしまっていたのかもしれません。

始めの挨拶での印象が悪かったせいか、その後もその新入社員には少しアタリがキツかったように思えました。

模型作り

歯科技工士の仕事の1つに、「模型作り」というものがあります。模型作りとは、患者さんの口腔内の型をとり、その型に石膏を流すと石膏模型が出来上がります。

その石膏模型を、歯科技工士が歯を作るために整える事を「模型作り」と呼びます。

そんな模型作りの最初のステップに、回転している刃に石膏模型を押し当てて、余分な石膏を削り取る作業があります。回転している刃には、工業用のダイヤモンドが散りばめられていて、そこに押し当てて削るので、『ガァァァァ』とそれなりに大きな音がします。

  • 刃に石膏模型を強く押し当てると『ギャャャャ』と鈍く大きな音がします。
  • 刃に石膏模型を軽く押し当てると『シャャャャ』と高く小さな音がします。

当然新人は、大事な石膏模型を削りすぎないように“慎重”にやるため、少しずつ削って『シャャャャ』という音が部屋に響いていました。(まだ慣れていない職場で慎重に丁寧に削るのは当然です。)

しかし、関西弁の上司は、

「なにしてる?」

「そんな削り方してたらダメだ!」

と言いました。

続けざまに、

「俺は見なくても音を聞いただけでわかるんだ!」

「そんな音で削ってたらいつまで経っても仕事が終わらない!」

と強めの口調で言ったのです(実際は関西弁で話してます)。

まだ右も左もわからない新人が、慎重に仕事をしていただけなのに、それはさすがにキツ過ぎですよね...。

周りのみんなは「まだ新人なんだからしょーがないじゃないか...」と思っていたと思いますが、そんなことを言える空気ではありませんでした...。

そしてその新入社員は、1日目、2日目と事あるごとに叱られ、“3日目”から会社に来ることはありませんでした。

辞めるという選択

『最近の若いやつは!!」と上司は言いますが、自分が“時代遅れの老害”だと早く気付いてほしいです。

「石の上にも3年」と言いますが、さすがに劣悪な環境で3年もいる必要なんてないと思います。なので彼は辞めて正解だったのかもしれません。

もちろんこの職場で学べる事もたくさんあるかもしれませんが、私も結局この職場を離れてみて、今ではホントに辞めて良かったと心から思っています。ここにいる時は常識だと思っていた事も、離れてみて外の世界から見てみると、それは世の中からすると非常識だったってことがよくわかりました。

なので、自分にとって成長が出来る職場ならもう少し頑張ってもいいかもしれませんが、あまりに人間関係で悩んだり劣悪な環境だったら迷わずやめた方がいいと思います。

ただし、その場から逃げるのにも“勇気”が必要です。人は変化を嫌う生き物なのでなかなか踏み出せない方も多いと思います。

それでも一歩踏み出してみると、私のように“今までの苦労がバカみたい”に思える日がもしかしたら来るかもしれませんよ!

 

 

転職しない人の心理|人は変化を嫌う生き物

転職しない人の特徴

ブラック企業に勤めていたり、精神的に追い詰められているのになぜか転職しない人っていますね。

そんな人たちの辞めない理由ってなんなんでしょうか?

 

◇会社を辞めない理由◇
  • そもそも能力がなくて転職出来ない
  • 会社や同僚に迷惑をかけてしまうという思い違い
  • 精神的に追い詰められて転職するという発想に至らない病的なモノ

上記のように、転職しない理由は人それぞれですが、私が思う“1番の転職しない理由”は、『変化を嫌うこと』だと思います。

人は変化を嫌う生き物



そもそも人は変化を嫌う生き物なのです。変化を避ける事は、本能的な防衛反応でもあるので、仕方がないと言えば仕方がないのです。自分だけと思ったかたは安心してください。ほとんどの人は変化する事が苦手で、出来れば「現状維持」を望んでいるものです。

では、なぜ人は変化を嫌うのでしょうか?

変化を嫌う理由

人間が変化を嫌う理由はいくつかあります。

◇変化を嫌う理由◇
  • 損をするかもという将来の不安
  • 環境が変わると大きなストレスになる
  • 慣れるまでに時間と労力がかかる

上記のように、慣れない事でストレスを感じ、時間と労力をかけたにもかかわらず転職先が地獄だったらホントに最悪ですよね....。こういった事から、人は自然と変化を避けて、「現状のままの方がいいんじゃないか?」といった心理作用が働いてしまうのです。

これこそが、転職しない人の一番の特徴ではないでしょうか。

変化は成長

人は変化を嫌うと言いましたが、変化をしないということはどういった状態でしょう?その答えは、成長しないということです。

『成長=変化』なのです。

なにも変わらず同じことだけを繰り返していたら、ラクかもしれませんが成長もしません。いつもと違いことや、やったことがないものをやるからこそ成長に繋がるのです。

なので、勇気を出して一歩踏み出してみてください。

『大丈夫です!』

失敗したり上手くいかなかったとしても、現状維持ではなく前に進んでさえいれば必ず今よりも良い未来が待っています。

『私も変化は大嫌いです!』

でも歯科医師の奴隷で居続ける方がもっと嫌でした。

人見知りでコミュ障ぎみな私ですが、“3度”の転職の末にようやく人間らしい生活が送れるようになりました。転職していなかったら今もずっと奴隷のまま居続けていたことでしょう。

最後に

大抵の人は、出来ることなら転職なんてしたくないんです。

『私もしたくないです!』

不安だし、労力がかかるし、次の職場の人間関係が上手くいくかもわからんし。

でも、今いる職場に“かなり“大きな問題を抱えているとしたら、早めに行動した方が絶対にいいですよ~!

歯科技工士になるには?向いてる人の特徴を紹介

歯科技工士になるには?

歯科技工士になりたいなんて人はかなりレアですが、少しでも興味があるなら参考にしてみてください。

歯科技工士になるには、年に1回ある「歯科技工士国家試験」に合格する必要があります。

『まぁ、ぶっちゃけそんなに難しくはないです。』

“偏差値50以下”の私ですら危なげなしに合格する事が出来た程です。

「歯科技工士国家試験」の合格率は“95%以上”と高く、歯科技工士になる事自体は意外と簡単なのですが、問題は歯科技工士になってからなのです。

歯科技工士は続かない

歯科技工士の25歳以下の離職率は、なんと“79%”にもなるので、ほとんどの歯科技工士は“5年以内”には辞めてしまうのです。

kekechama.hatenablog.com

学費を約400万円も支払ったにもかかわらず、5年以内に辞めてしまうなんてコスパが悪すぎますね。

最近ではネットで『歯科技工士 やばい』みたいな書き込みも多く、こういった情報が認知され始めたのか、歯科技工士になりたい人も年々減り続けています。歯科技工士になった人はほとんどが辞めてしまい、なりたいと思う人も減り続けているので、歯科技工士はドンドン減る一方です...。

歯科技工士に向く人

では、そんな歯科技工士に向く人とはどんな人なのでしょうか?

ちなみに私自身は「人見知り」で「コミュ障ぎみ」の“陰キャ”です。

人付き合いが嫌いなので、「営業職」や「接客業」なんてもってのほかです。

ただ、手先は器用で、もの作りが好きだった(小さい頃はミニ四駆を肉抜きして改造して遊んでいた)ので、もう消去法で歯科技工士しかないくらいでした。裏方の仕事だし、なんなら天職くらいに思ってました。

しかし、実際に歯科技工士になってみて感じたことは、全くの別モノでした。

本当に歯科技工士に向いてる人の特徴は下記です。

◇歯科技工士に向く人◇

・コミュニケーション能力が高い人

・行動力がある人

・探究心がある人

1つずつ説明していきます。

コミュニケーション能力が高い人

まず、実際に歯科技工士になってみて感じたことは、コミュニケーション能力の必要性でした。上司や先輩、先生や材料屋さん、同僚や友人など、結局は様々な人との付き合いがあり、人付き合いが上手な人ほど成功しやすい傾向にあります。

色々なつながりがあることにより視野が広がり、情報も集まりやすいので、コミュ力が高い人は早く成長もするし、その分成功もしやすくなります。逆にコミュ力が低い人は自分の殻に閉じこもってしまうため成長が遅く、成功しにくいと言えるでしょう。

さらに、「開業」や「転職」をするにしても、たくさんの人脈がある方が、助けてもらえたり協力してもらえるため、やはり有利になります。

行動力がある

行動力があると、勉強会に参加して自分自身の成長に繋げたり、海外に就職したりも出来ます。海外の歯科技工士は日本と違ってとても地位が高く、報酬もその分高いです。日本人は真面目で勤勉なイメージがあるため、海外からすると日本人はとても重宝されやすい傾向にあります。

知り合いの技工士は、ずっと海外で働いていて、家庭の事情で日本に帰って来ましたが、“庭付きの一軒家”をローンを組まずにキャッシュで購入していた程でした!

『どんだけ稼いだんですか!?』

あれには驚きました...。

こういった事からも、海外で働けるような行動力がある人ほど成功しやすいと言えるでしょう。

探究心がある

歯科技工士の世界もデジタル化が急速に進んでいます。いつまでも変化せずに昔ながらのやり方をしていては時代に取り残されてしまいます。

常に前向きな気持ちで突き進んでいくことが、自分の成長にもつながり成功しやすいでしょう。

上記“3つ”を兼ね備えていれば、業界全体がブラックともいわれる歯科技工業界でも生き残れる可能性は大いにあるし、むしろ勝ち組になれると思います。

最後に

『好きこそ物の上手なれ』ということ言葉がありますが、まさにその通りだと思います。歯科技工の仕事が好きであることが実は1番重要だったりもします。

仕事が好きであれば周りの人が苦だと思ってることも苦だと感じないので、いつだって夢中で前向きに仕事に取り組みます。すると、イヤイヤやってる人に比べて、やればやるほど差が生まれてくるので、結局は好きでやってる人こそが“最強”です。

 

正直、歯科技工業界は厳しいところなので、今回紹介した“歯科技工士に向いてる人の特徴”に合ってないって方には全くオススメ出来ません。多くの人は大変な思いをして辞めていった「79%」の人になる可能性が高いです。

中には、私のように転職を繰り返して良い職場に巡りあえた“運だけの人間”もいるので、人生どうなるかはわかりませんけどね~。