「歯生え薬」について/ブラックな噂

歯生え薬とは?

世界初の「歯生え薬」の実用化に向けた研究が、日本のチームによって進められているってご存知でしょうか?

先天的に永久歯の数が少ない人に対し、薬を投与して歯を生やすことを目指した治験を2024年7月から始め、30年の実用化を目標としているようです。動物実験の段階だが、この薬を使って乳歯、永久歯に次ぐ「第3の歯」を生やすことにも成功している模様。「歯生え薬」は、歯の再生という新たな歯科治療を切り開く事が出来るのでしょうか...。

そんな、「第3の歯」を生やすという夢を追い続けている歯科医師がいる一方で、それを阻止しようとしている人たちもいるのです。

歯生え薬を反対する人たちって?

「歯生え薬」が普及してしまうと困る人って誰でしょうか?

そうです!歯科医師本人なのです!

不思議なものですね...

患者さんのために「歯生え薬」を作り出そうと努力している歯科医師がいる一方で、自分達の利益が減ってしまう恐れがあるために「歯生え薬」を普及させたくない歯科医師達がいるという...。

歯科業界のブラックな噂

歯科医師は一般的にみて高給取りの部類に入ります。

更に、全国のコンビニの件数よりも、歯科医院の方が“1万件以上”も多いというのをご存知でしょうか?

日本はもちろんの事、世界的にみても、歯医者による経済効果は凄まじいモノがあります。そうなってくると経済にも大きく関わってくることから、政治にも影響力が出てきていると言われています。(いわゆる癒着ってやつですね)

保険診療もまさにそうです。歯科医師が儲かるようにうまく出来てるんですよ...。

(ちなみに歯科技工士には、その恩恵が1ミリもありません....。)

なので、下記のような状態になります。

 

◆ブラックなうわさ◆

「歯生え薬」が普及する

     ↓

歯科医師が儲からなくなる

     ↓

日本の経済が衰退する

     ↓

歯科医師と政治家が「歯生え薬」の普及を阻止する

歯科技工士もピンチ

では、わたくしのような歯科技工士には、「歯生え薬」の普及によってどのような影響があるのでしょうか?

それは、歯科医師と同様に仕事がなくなる可能性があるので、決して明るい未来ではないのかもしれません。

しかし、そんな事は関係ないくらい、「低賃金」.「長時間労働」を強いられている技工士からしてみると、仕事が減ってラクになる部分もあるかもしれませんね。

個人的には、「第3の歯」が生えて来てくれるなんて、夢のような話で最高でしかありません。

やはり天然歯(自分の歯)に勝るものはありません。いくら技工士の腕が良くて、見た目も完璧でキレイな歯だったとしても削られてしまった歯や、神経を抜かれた歯などは、健康な歯に比べて劣化が早くメンテナスも大変になってきますからね。

まとめ

「歯生え薬」に関しては、ぜひとも実用化を目指して頑張っていただきたいです。

診療費がいくらかかるかはまだわかりませんが、インプラントのように1本で50万円もするような高額な治療ではなく、もう少しリーズナブルに出来る事を願っております。

今回の記事は、証拠があるわけではなく、歯科業界で噂されているレベルの話なので、信じるか信じないかはあなた次第です^^